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子供のマイナンバーカードのデメリットやメリットは?作る時の注意点などまとめ

2022年10月18日

マイナンバーカード 子供 デメリット

マイナンバーカードが実質義務化されることが発表され、世間は荒れていますね(>ω<)

 

個人的には、子供の写真入りの身分証明書としてマイナンバーカードは活躍するのではないかな?と思っているのですが、やはり気になるのはデメリットです。

 

我が家でもマイナンバーカードが出始めの頃は子供が未就学児だったため、メリットなどが感じられず通知カードのみに留めていましたが、遂に写真入りマイナンバーカードを作成しました。

 

この記事では、子供のマイナンバーカードを作った場合に考えられるデメリットや、申請する際の注意点などをまとめました。

 

子供のマイナンバーカードでデメリットはある?

子供のマイナンバーカードを作った場合に考えられるデメリットは、以下の3つ。

  • 小学生以上15歳未満の場合、受け取りが面倒
  • 20歳までは更新が5年に1回
  • 紛失した場合の手続きが面倒

 

正直言って、デメリットと言うほどのことではなく、ただただめんどくさいことが増える、と言った感じでしょうか。

 

「口座と紐づけをすることで財産が国にバレてしまう」と不安がる声も多いですが、すべての口座を登録するわけではないですし、子供の口座はまだ登録しなくても大丈夫ですし、特段問題は無い気がします。

 

受け取りがめんどくさい

未就学児の場合は親が受け取りに行けば良いのですが、小学生から中学生(15歳未満)の場合は、必ず子供に親が同伴しなければいけません

 

「学校があるから」と親だけが役所へ行き、代理人としてマイナンバーカードを受け取ることは原則できないことになっています。

 

代理人として親だけで受け取れるのは

  • 病気や身体の障がいがあるなど

の場合のみです。

 

学校が終わってから一緒に役所に行くか、土曜日の開庁日などにわざわざ受け取りに行かなければなりません

 

更新回数が多い

マイナンバーカードは更新制ですが、大人(成人)は有効期間が発行日から10回目の誕生日なのに対し、20歳未満(未成年)は誕生日の5回目までと決まっています。

 

ということは、更新頻度が

  • 20歳未満→5年に1回
  • 成人→10年に1回

と、大人よりも回数が多くなります

 

ただ、更新手続きはスマホから行えるので、役所に行く必要はありません。有効期限をお知らせする書類も必ず送られて来るので、更新のタイミングがわからなかった!と言うことも無さそうです。

 

紛失したら利用停止処理

マイナンバーカードを紛失または盗難されてしまった場合は、「機能の一時停止」のために手続きが必要になります。

 

さらに、再発行を希望する場合は、警察に届出をして遺失届受理番号を取得し、市区町村窓口にて再交付申請をしなければなりません。しかも、この場合は紛失したマイナンバーカードの廃止手続きも必要になります。

 

なんとめんどくさい…

 

紛失したマイナンバーカードが見つかった場合にも、市区町村窓口で一時停止の解除手続きをしなければならず、とにかくめんどくさいことのオンパレードになりますので、失くさないように注意が必要です。

 

でも実は、健康保険証も全く同じ手続きが必要で、なくした場合は「警察に届け出てください」と注意喚起されています。保険証もマイナンバーカードも身分証となる公的な書類であることには間違い無いからです。

 

子供のマイナンバーカードのメリット

ここまで、子供のマイナンバーカードを作った時のデメリットについて考えてみましたが、大きな問題になるようなことは無いと感じました。

 

デメリットはほぼ無しならば、メリットは何でしょうか?

 

顔写真入りの身分証明証になる

子供の顔写真入りの身分証明証というものは今まで存在しませんでしたが、マイナンバーカードがあれば本人確認が1点で済むのは便利ですね。

 

大人の場合は、顔写真入りの身分証明証としては運転免許証やパスポートがありますが、子供の場合はマイナンバーカードが利用できるようになります。

 

今までは公的な手続きの際、本人確認には「健康保険証+医療受給者証」など2点の書類が必要でしたが、マイナンバーカードがあれば1点で済むようになります。

 

乳幼児と小学生とでは成長によって顔も変わりますが、5年に1回の更新時に最新の写真を使うので心配は不要です。

 

マイナポイントがもらえる

マイナポイントがもらえるのがいつまでになるかはわかりませんが、2022年以内は子供の分ももらえることになっています。

 

これも単発とは言え、メリットの一つですね。

 

子供の分のマイナポイントは、親のクレジットカードや電子マネーなどに付与することができます

 

我が家では何かと便利なPayPayにしました。翌日にはポイントがついてすぐにお店で使えるのが良かったです。クレジットカードなどは、翌月にならないとポイントが付与されないものもありますし、2万円分のチャージをして初めてポイントがもらえるものもあるので、注意してください。

 

子供のマイナンバーカードを作る時の注意点

子供のマイナンバーカードをスマホ申請で作る時に、注意したいポイントをまとめました。

 

子供の写真を撮るコツ

子供のマイナンバーカードを作る時にちょっと大変なのが写真撮影ですね。

 

特に赤ちゃん・乳幼児については難しいので、公式マイナンバーカード総合サイトに書かれていたものを引用します。

乳幼児の顔写真は、下記のポイントに注意して撮影してください。
・なるべく顔を正面にする
(顔が見えない写真は不備になります。)
・目を開けている
(障がい等の特別な事情がない限り、寝顔の写真は不備になります。)
・1人で座れない場合、無地のシーツなどの上に寝かせて撮影する
(背景に柄があると不備になります。)
・抱いて撮影する場合は、支える手などが顔にかからないようにする
(輪郭や頭部、口などの器官が隠れている写真は不備になります。)

 

小学生以上の未成年者については、笑顔にならないように注意が必要です。笑顔がダメと言う訳では無いのですが、「平常の顔貌と著しく異なる」ものは不備になると言う条件があるので、笑いすぎて目が細くなってしまうことがないようにしましょう。

 

その他は、大人と同じ条件で撮影をしますが、スマホのカメラで十分です。

  • 最近6ヶ月以内に撮影
  • 正面、無帽、無背景のもの
  • 白黒写真でも可
  • ファイルサイズ:20KB~7MB
  • ピクセルサイズ:幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセル

 

申請は親のスマホでOK

小学生以上のマイナンバーカードの受け取りは本人が役所へ行く必要がありますが、申請の時は親のスマホからで大丈夫です。登録するメールアドレスも親と同じアドレスが使えます。

 

郵送申請の場合には写真を同封しなければならないので、スマホからの申請が簡単でオススメです。写真もスマホで撮影したものを利用できるので、時間を掛けずに申請作業が終わります。

 

マイナポイントの申込み・期限はいつまで?

一度は終わるはずだったマイナポイントの申込み期限は、以下のように延期されています。

  • マイナンバーカード申請期限→令和4年12月末まで
  • マイナポイント申請期限→令和5年2月末まで

2022年度中にマイナンバーカードを作成し、2023年2月末までにマイナポイントの申請を忘れずにするようにしましょう。

 

マイナンバーカードは申請してから受け取れるまでに1ヶ月~1ヶ月半ほど掛かりますので、余裕を持って申込みをしてくださいね。

 

まとめ

子供のマイナンバーカードを作成するにあたってのデメリット・メリットはそこまで大きくは無いので、作っても作らなくても大きな問題にはならなそうです。

デメリット

  • 未成年は本人が受け取りに行かなければならない
  • なくした場合の手続きが面倒

メリット

  • 写真入りの身分証明証が持てる
  • マイナポイントがもらえる(R5年2月まで)

 

私は効率化が好きなので、色んなものが一本化できて便利だなと感じています。

 

今後は健康保険証が2024年秋に廃止、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替わる予定です。

 

物を良く失くすので不安、管理するものが増えるのがイヤ、と言う方もいると思いますが、今のうちに子供の分もマイナンバーカードを作っておくのが良さそうですね。

 

作った子供のマイナンバーカードは受け取るのがちょっとめんどくさいので、合わせてこちらの記事もチェックしてみてください。

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