郵便局で払込取扱票(赤)を使って支払うのに、手数料が掛かるようになったのを知っていましたか?
青なら振込手数料負担なのは知っていましたが、何と赤でも青でも【現金】で支払うと加算料金と言う手数料110円が掛かるように変更になっていたんです!
赤の場合いわゆる振込手数料は無料ですが、2021年7月より現金で支払う場合には、加算料金と言う新しい手数料が掛かるようになりました。この加算料金を無料にするためには、ATM・窓口どちらでもゆうちょ銀行の通帳かキャッシュカードを使わなければなりません。
この記事では、そのやり方を詳しく解説しています!無駄なお金を使わないように、ぜひ覚えて行って下さいね(*^^*)
因みに、コンビニで支払えるならこの加算料金は従来どおり無料となります。110円が掛かるのは、赤・青どちらでも郵便局・ゆうちょ銀行で現金支払いをする場合のみとなります(コンビニで支払えないタイプの払込み取扱票)。
郵便局・払込取扱票ATMから通帳で支払う方法
先日、子供の習い事の費用を支払うのに赤い郵便払込取扱票が送られてきました。振込手数料は事業者が負担することになっているので、私は支払い金額を払うだけ。
ただ、残念ながらコンビニ対応型ではなく、郵便局でしか支払えないタイプのものだったので、「面倒だな~」と思ったのですが、同封されていたメモを見てびっくり!
2022.1.17より現金でお支払いの場合、加算料金110円がかかります。通帳・カード等口座からのお支払いの場合、加算料金はかかりません。
と書かれているじゃあないですかッ!
そう思ってネットを検索しまくると、やはり郵便局で現金での支払いは必ず手数料110円が掛かると説明されていました。
いや、例え110円であっても余計なお金を使うのは嫌だ!なんで現金で支払うと手数料がかかるのよ?意味わかんない!と頭に来てしまいましたね。
でも怒っている場合じゃありません、早速通帳とキャッシュカードを握りしめ、近くのスーパーにあるゆうちょATMへ向かいました。
ところが!ところがです、スーパーやコンビニに設置してあるゆうちょ銀行のATMはそもそも払込取扱票に対応しておらず、支払うことができませんでした。チーン!
気を取り直して後日、ちょっと離れた郵便局まで出向くことに。
ATMを見て、払込取扱票を入れる所があるぞ!と確認。ここからが本番です( *˙ω˙*)و
と、その前にATMで支払うために必要なものは以下の通り。
ATMで支払いに必要なもの
- 払込取扱票
- ゆうちょ銀行の通帳もしくはキャッシュカード
- 通帳の暗証番号
- ※キャッシュカード作成済みの通帳のみ対応可
では実際に払い込みをしましょう。私はATMで払い込みをしたことがないので、落ち着いてゆっくり操作します。ここからは実際のATMの操作画面で説明して行きますよ!(画面に蛍光灯が反射して、とても見にくくてスミマセン…)。
まずはATMの確認から!コンビニやスーパーにあるATMには、この【払込書】と書かれた挿入部分がありません。
ATM操作画面メニューから【ご送金】を押します。
次に【払込書でのご送金】を選択し、先程の払込書のところへ払込取扱票を挿入します。
機械で読み取られた払込取扱票が画面に表示されますので、内容の確認をします(手書きで記入している場合は、内容に相違が無いか今一度確認しましょう)。
次に支払い方法で【通帳・カード】を選択します。左側には【現金】と表示されていますので、間違わないようにしましょう。
次に支払い金額を入力します。この金額があなたの通帳から払い戻しされますので、間違いが無いか良く確認して下さい。
確認のため、払込金額と支払い方法が表示されますので再度確認をしましょう。
口座から払い戻しされる金額の確認画面が表示されますので、間違いなければ確認を押します。
通帳もしくはキャッシュカードを入れて下さい。
キャッシュカードの暗証番号4桁を入力します。
しばらくお待ち下さい…
他にも払込取扱票がある場合は、続けて支払うことができます。なければ終了ボタンを押して下さい。
最後に通帳(またはカード)と明細票が出てくるので、忘れずに取りましょう。
これで払い込みが完了です!お疲れ様でした(*^^*)
通帳には【払込み】と記載され、ご利用明細書には払込取扱票の控えの部分が印刷されています。
窓口で支払うと、控えとして貰える部分がこのご利用明細票に置き換わるので、なくさないように大切に保管してくださいね。
初めてATMで払込みをしてみたのですが、とっても簡単でした!
【窓口編】払込取扱票の手数料を無料にするやり方
郵便局のATMを使って、払込取扱票で手数料を無料にする支払い方法を説明しましたが、窓口ではもうひと手間かかってしまうと言う由々しき事態。簡素化が叫ばれている時代に、郵便局は一体何がしたいのか…。
ATMでは自動で払い戻しをしてくれましたが、窓口では別途手続きが必要になって来ます。あぁめんど!
おはようございます。開店してます。
制度改悪以来、初めて郵便局の窓口へ。料金加入者負担の払込取扱票でも現金だと手数料を取られるので、キャッシュカードから支払うことに(通帳からだと印鑑も必要)。挙げ句、こんな青い紙が一枚増えました。無駄なことこの上なし。
本日も20時までの営業です。 pic.twitter.com/iFga2UcqtD
— 古書ほうろう (@legrandsnes) February 4, 2022
実際に窓口で支払ったことがないので、Twitterの声を参考にまとめていきます。
ゆうちょの公式サイトを見ても、窓口で通帳を使った場合の支払方法が詳しく掲載されていないのです!不親切すぎて泣きたくなりました。印鑑がいるのかいらないのか知りたいのに、わからないなんて…。
ゆうちょ銀行のキャッシュカードを持っていない場合は、支払う口座の「印鑑」も必要になるとのこと(ATMも同様で、キャッシュカードを作っていない口座の場合は通帳を持っていても払い込みができません)。
払い込みするのにハンコが必要だなんて…令和に何言ってんの?って感じですよね。舌打ちしたくなっちゃいました。キャッシュカードなら暗証番号の入力だけでOKなようです。
郵便局に再度振込に行く
残高がないので振込む金額だけATMで入金する。小銭は手数料がかかるのでお札で多めに。
窓口に通帳と振込用紙を出すと払い出し用紙に名前金額を記入するように言われる。これは1円単位であっても振込む金額を書く。キャッシュカードの暗証番号を入力する。振込終了。手間かかる— みいみいちゃん (@m6ODM5wc4EelaLZ) February 18, 2022
窓口で通帳を使った場合の払い込みは、とにかく面倒くさいと言う印象です。
まとめ:郵便局のATMで通帳を使って払い込みする方法
郵便局での払込票を使った送金は、現金支払では必ず手数料が掛かることになりました。
久しぶりに郵便局で払込票で送金しようとしたら、手数料受取人払いの伝票なのに、どうしてもATMが手数料110円払えって言ってくるからヘンだなと思ったけど、これだった。貯金通帳持って行って口座から支払えば手数料かからなかったのかな pic.twitter.com/7WIDA4ThOB
— Jiro Sakanaka (@Jiro_) July 31, 2022
手数料は受取人負担の赤でも払い込み人負担の青でも、現金支払なら加算料金110円がかかるようになりました。『キャッシュレスサービスの利便性向上を推進するため、現金利用によるコストの負担をお願いしたい』と言う理由でこうなったそうです。
いくらキャッシュレス社会と言っても、こんなやり方は何か違う…としか思えないですよね。
今後は、コンビニ非対応の郵便払込取扱票が来た場合は、手数料を無料にするためには必ず郵便局へ行かねばならなくなりました(>ω<)