500円分使える50度数のテレカを公衆電話に入れると、カードの残り度数「50」と表示されますよね。
どこにも穴が開いていないテレカは【未使用】なので、全度数残っていますし、穴が開いていれば、穴の左側の数値より右側の数値以下の度数が残っている、と言う見方ができます。
正確なカードの残り度数を知りたいのであれば、公衆電話に挿入するより他に方法はありませんが、おおよその残度数がわかればあとどれくらい通話できるか予測することは可能ですよ。
テレホンカード度数の見方は穴をチェック
こちらは我が家に残っていた貴重なテレホンカード105度数のものです。2箇所穴が開いていますね。この場合の度数の見方は、左側が最新の残度数を表す穴ですので、50度以上100度以下の残度数と言うことになります。
テレカの穴はあくまでも目安にすぎず、カードの裏にもはっきりと【目安がパンチ穴で表示されます】と書かれています。
穴の開いている場所の左右の数字で、だいたいの残り度数がわかるという見方になっているんですね。
テレカ残り度数で通話時間を予測できる?
残り度数は金額を表しているので、「残りあと何分話せる」と言うことがわかるわけでは無いんですね。それは、掛ける相手によって10円で話せる時間が異なるからです。
こちらの記事、テレカ105度数で話せる通話時間は何分?でも解説していますが、携帯電話へ掛けるか固定電話へどの時間帯に掛けるかで通話時間が変わってくるのが公衆電話のシステムです。
逆を言えば、掛ける相手のいる場所がわかっていれば、おおよその通話時間を予測することは可能だということですね。
公衆電話から携帯電話への通話料金は、全国一律10円で15.5秒掛けられるようになっています。もし、相手が携帯電話なのであれば、残り度数が40度なら40円分ですので62秒(約1分)掛けられると予測することができます。
ただ、穴の位置だけでは正確な残り度数はわからないんですよね。
テレカの正確な残度数を知る方法
残念ながらテレホンカードの穴の位置だけでは、正確な残度数を知ることはできません。
テレカにも記載されているように、穴はあくまでも目安なので、リアルな残度数を知るには、公衆電話にテレホンカードを差し込んで『カードの残り度数』に表示される数値を確認しましょう。
カードリーダーなどで残度数を調べる方法は無く、複数枚テレカがある場合には、一枚ずつ公衆電話に入れて確認するしかありません。
我が家に残っていた中途半端なテレフォンカードも、今後の災害や通信障害に備えて捨てずに残しておこうと決めました。