男女7人秋物語は1987年(昭和62年)に【夏物語】の続編として放送されたドラマです。
明石家さんまさんと大竹しのぶさんのリアルな関係が、余計にドキドキさせるドラマでした。
U-NEXTでは、男女7人夏物語と共に独占動画配信されています。
この記事では、秋物語・最終回のネタバレと物語のあらすじ、私の個人的感想や名シーン・名セリフなどをまとめています。
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男女7人秋物語最終回・ネタバレ
男女7人秋物語の最終回は、本当に暗いです。
最終回に限らず、秋物語は全体を通してものすごく重たくて、暗いドラマだったのですが最後も暗かった。
たくさんの人に迷惑をかけたから「ひどい」とも言われたのかもしれません。
最終回のタイトルは「離さない」
お互いの恋人を傷つけ、周りの友達も巻き込んでしまった桃子と良介。「自分たちだけが幸せになるわけにはいかない…」と言う桃子。
それでも良介は、桃子と一緒になることを強くのぞみ、少しずつ前へ進む。
良介と桃子が一緒に暮らすことになり、荷物を取りに家に戻った桃子は健ちゃんと鉢合わせ、服を破られ激しい怒りをぶつけられ動揺する。
二人が引っ越し作業をしているところへ乗り込む美樹たち、「私はあなたよりも、ずっと今井さんのことが好きだった!」と怒りをぶちまける。
しかし、美樹は良介を諦め「好きな人は一緒にならないとダメ」と貞九郎に告げ、健ちゃんはお母さんのもと(木更津)へと出ていく。
色んなことがあった二人だったが、最後は「どんなことがあってもな、お前のこともう離さへんのや」と抱き合い、ハッピーエンド♡に。
ハッピーエンドなのですが、終わり方もとても暗いんです…。
男女7人秋物語・あらすじ
男女7人夏物語の最終回でアメリカに旅立った桃子(大竹しのぶ)。しかし彼女と連絡が取れなくなってしまった良介(明石家さんま)は、彼女の帰国をずっと待っていました。
ところが桃子はアメリカで知り合った健ちゃん(柳葉敏郎)と供に帰国し、同棲を始めてしまいます。
偶然、ばったり船の上で再開した良介と桃子は、その後お互いを意識しあいながらも、ギクシャク遠回り。
桃子に新しい男がいるとわかった良介は、桃子を忘れようと合コンへ。そこで知り合った美樹(岩崎宏美)と接近しますが、彼女の親友である一枝(手塚理美)と一夜を共にしてしまいます。
良介と美樹が接近するも一枝が邪魔をして来たり、良介の煮えきらない態度に二人は進展しません。
度々ふたりはあちこちで再会し、惹かれ合っている気持ちを抑えられません。桃子は健ちゃんの親に依存されながらも、心は良介に向かっています。良介に「もう遅いねや」と言われても諦められない桃子(正しくは「桃子…、遅いよ。もう遅い」)。
桃子が妊娠したかもしれないと思い、良介を連れて産婦人科へ。もちろん良介は「なんでそんなところに俺がついていかなあかんのや!」と怒りますが、桃子の本心を知り、彼女を抱きしめます。
もし妊娠していたら本当に良介とさよならしないといけない、と言う気持ちから良介を連れて行ったのでした。
貞九郎や一枝から「勝手だ」などと責められますが、二人はまた一緒になると言う気持ちを固めます。
最終的には、ライバルである美樹から背中を押され、ふたりはくっついて終わります「もうお前を離さへんのや」。
男女7人秋物語最終回・感想
個人的感想としては、とにかく暗い、怖い…。
別れたくない美樹は嫌な女になってしまうし、けんちゃんは桃子に怒りをぶつけて「絶対別れない」と言うし、見ていて悲しくなってしまうドラマでした。ハッピーエンド!と言うほどハッピーな感じがしないのです。
夏物語では明るさの塊だった桃子が暗い。良介と健ちゃんの間で揺れる姿に視聴者には嫌われてしまい「桃子 嫌い」と言う検索も多いです。
周りの友人達が桃子を責める中、貞九郎だけが憩いの場。こんな辛い状況、「自分だったら耐えられない!」と思う反面、愛し合っている二人なのだから、周りは許してやってくれ~と言う思いで見ていました。
男女7人夏物語では、良介と桃子の軽快で楽しいやりとりが多く、笑顔がたくさんあった楽しいドラマでした。でも秋物語では、二人の顔は暗いことが多く、楽しいシーンが非常に少ないです。
夏物語でのシーンを再現するところがいくつか出てくるのですが、やっぱり悲しいのです。お互いに恋人がいる二人だから、無理やり楽しくしようとしているのが悲しくて…。
定食屋さんでの掛け合い、コインランドリーでの再会(ヤンキーが車の営業になってた!)など、本来なら笑えるシーンも悲しい…。
レンタルビデオ屋さんでの掛け合いも、最終的には暗くなってしまう。そんなことが繰り返されるドラマになっています。
桃子はけんちゃんの元へ行き、お母さんのもとへ向かう彼のことを最後まで気遣い、「体に気をつけてね」「仕事あまり無理しないでね」と声をかけるのですが、彼は一切こたえることも振り返ることもなく、船に乗り込みます。なんて切ないのでしょう。。。。
美樹のことをそこまで好きじゃなかった良介と、けんちゃんに情が移っている桃子、対応が正反対でしたね。
男女7人秋物語最終回のツッコミどころ
最後に良介は「美樹さんのところに行ってケリをつけてくる」と言うのですが、実際には美樹のところに行っただけで、ひとことも話しかけることはありませんでした。
美樹が「あなたに会えてよかったと思ってる」と告げ、船の上から笑顔で良介に敬礼(名シーンですね!)し、最後は悲しい顔になります。それで二人のシーンは終わり、お別れしたことになっているのです。
良介!これでケリをつけたというのか!謝りもせず、声もかけず、美樹から別れを言わせたようなもの。これは良くないなぁって思いました。
夏物語が明るくて面白い内容だったので、比べてしまうと秋物語は「面白くない」と言う人がいるのもうなずけます。
男女7人秋物語の名セリフ・名シーン
男女7人秋物語の名セリフ・名シーンといえばこの2つ。
第7話「清洲橋」で、良介の「もう遅いのや」と、第4話「昔の夢」29分頃、お好み焼き屋さんで突然髪の毛が短くなり、次の場面で再び長くなるシーン(笑)
さんまさんが、繋がりを気にせずに散髪して来ちゃたのが原因なのですが、SNSの無い時代でも当時、話題になりました。
「もう遅いのや」は実際には「桃子…、遅いよ。もう遅い」と言っていて、やっぱり良介が好きで「このままじゃいられない」と言う桃子に対して放った良介の一言だったのです。
名シーンと名台詞はU-NEXT(Paravi)で見ることができます。
男女7人秋物語を一気見できる配信サイト
男女7人秋物語は2024年8月現在、U-NEXT(Paravi)で配信されています。しばらく配信終了の予定はなさそうです。
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男女7人秋物語で印象的だったファッション
男女7人秋物語を見ていて気になると言うか、印象的だったのは大きな大きな肩パット!
これは昭和に限らず、平成に入っても女性のブラウスやジャケットには肩パットが入っていましたね。今は全く見かけなくなりましたが、当時はなぜか肩パッドが当たり前だったんです。
それに、今はシャツなどのトップスをパンツ(ズボン)にインするのが流行っていますが、それもこの当時は普通のことでした。流行って回ってまた元に戻るんですね(笑)
私は小学生から高校生までインするのが当たり前で、大人になってからの20~30代は、シャツは外に出すのが普通になっていましたから、今のインするファッションはめちゃくちゃ否定的です。絶対にやりたくないんですよね。
イン=ダサい
と言うのが当時のファッションだったので、令和になった今、シャツをインするなんて恥ずかしくてできないのですw
男女7人秋物語の主題歌は?
男女7人秋物語の主題歌は、
主題歌
曲名:SHOW ME
歌手:森川由加里
原曲:カバーガールズ
楽曲としては、イントロがものすごく力強くて、ドラマにピッタリ合っていると言う感じです。これからドラマが始まるぞ!おぉ!と言う雰囲気のイントロ♬
男女7人秋物語・登場人物
男女7人秋物語のキャスト・登場人物をまとめます。
今井良介(明石家さんま)
大沢貞九郎 (片岡鶴太郎)
神崎桃子(大竹しのぶ)
沖中美樹 (岩崎宏美)
高木俊行(山下真司)
島村一枝(手塚理美)
小泉ひかる (岡安由美子)
横山健(柳葉敏郎)
工藤波子(麻生祐未)
この男女7人とプラス2人の物語。
岡安由美子と山下真司がめちゃくちゃ浮いてます…。
夏物語に引き続きの貞ちゃん、今回もモテてます。モテないキャラのはずなのに、夏物語では千明とくっつくし、秋物語では波子とくっつくし、一枝からも好意を持たれると言う不思議なキャラクター。
男女7人秋物語・最終回ネタバレまとめ
男女7人秋物語は大人の恋愛ドラマ、夏物語はわちゃわちゃした楽しい恋愛ドラマです。
どっちが好きか?と聞かれたら、私は「夏物語」と答えますね。
ただ、ようやくくっついた秋物語のラストはグッとくるものはあります。夏と秋、どっちも見ないと終わりません!
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