大事に育てていたカブトムシやクワガタが死んだらどうしていますか?
庭があれば土に埋めてあげるのもいいですが、賃貸アパートやマンションに住んでいる場合はそうもいかないですよね。
公園や花壇など、よその土に埋めるのは良くないことと言われています。
自宅で飼っている間に病原菌が付着したり、寄生虫が潜んでいることもあり、公園などに埋めることによって在来の昆虫に影響を与える可能性があるからです。
昆虫の場合は【もえるごみ】として処分するのが一般的な方法になりますが、もっと昆虫に寄り添った方法があるので、お伝えしますね。
カブトムシ死んだらどうする?
カブトムシやクワガタが死んだら、子供が見ていないところでもえるごみに出すのが一般的な捨て方ですが、可愛そうな気もしますよね…。
子供に
と言われることもあると思います。
虫とは言え、捨てちゃうのってなんだか悲しい気持ちにもなってしまいますよね。
子供に命の大切さを教えることはできたかもしれないですが、やはりごみとして捨てるのは複雑な気持ちになります…。
そんなモヤモヤした気持ちを取り払ってくれる方法があるんです!
捨てるか埋めるか迷ったら昆虫葬
【昆虫葬】と言うものがあるのをご存知ですか?
本日は尼崎月例法要でした。
昆虫天国でもしっかりお唱え頂きまして、昆虫のご供養も行いました。https://t.co/HT3wiK9rqc pic.twitter.com/ejMnXeLjDZ— 愛ペットの昆虫葬 (@konchuusou) January 16, 2021
小動物などのペットは火葬・葬儀などが主流ですが、昆虫もきちんと供養をしてあげようというものです。
兵庫県尼崎市にある「愛ペットセレモニー尼崎」で昆虫葬が行われています。
昆虫相とはどんなことをするの?
- 昆虫天国(庭園)に埋葬し供養
- 月例法要にて昆虫合同供養
必ず埋葬した後、月に1回行われる合同供養も行われていて、その後はいつでもお参りすることが可能です。
昆虫葬はどこで行われる?全国対応なの?
埋葬してもらうには、次の2種類の方法があります。
- 尼崎へ持ち込む
- 郵送にて送る
埋葬される場所は兵庫県甘崎市です。自宅が遠い場合は、郵送にて送るだけで埋葬・供養をしてもらえるので、全国対応なのはありがたいですね。
昆虫葬の申込方法
昆虫葬は、必ず事前に電話による申込みをする必要があります。
電話番号:0120-24-8494
申し込みを完了させてから、持ち込みまたは郵送するようにして下さい。
昆虫葬の費用
昆虫葬の費用は、尼崎への持ち込みの場合と発送の場合とで以下のように決まっています。
持ち込み・供養代 | 3,300円 |
発送(キット、送料、供養代)2.2cm以下の厚みの昆虫1匹 | 4,950円 |
2.5センチ以内の大きな昆虫 | 1匹7,150円 |
〃 | 2匹7,700円 |
〃 | 3匹8,250円 |
〃 | 4匹8,800円 |
〃 | 5匹9,350円 |
〃 | 6匹9,900円 |
月例法要参加費用 | 50,00円 |
死んでしまった昆虫の送り方
郵送で供養をして貰う場合は、まずは昆虫を送るキットを取り寄せるか自宅で梱包材を準備する必要があります。
昆虫の厚さが2.2cm以下の場合
- 昆虫葬郵送キットPLUSを取り寄せる
- キット到着
- 梱包してポストに投函
死骸には雑菌がついているので、やさしく汚れを拭き取ります。虫かごや土など昆虫以外のものは、受取拒否の対象になってしまうので絶対に入れないようにしましょう。
昆虫葬郵送キットPLUS
発送先
尼崎のペット火葬
『愛ペットセレモニー尼崎』
〒660-0802
兵庫県尼崎市長洲中通1丁目13−51
愛ペットグループ本社ビル3F
電話番号:0120-24-8494
2.2cm以上の厚みがあるときは、ダンボールや梱包材は自分で準備をします。必ず乾燥剤、防虫剤と一緒にジップロックに入れクッション材などで包んで発送しましょう。
昆虫葬ができる昆虫は?
昆虫葬ができる虫は以下の通りです。
- カブトムシ
- クワガタ
- セミ
- とんぼ
- 蝶々
- てんとう虫
- ほたる
- たまむし
- バッタ
- カマキリ
- カミキリムシ
- カナブン
- コオロギ
上記のほかにも供養できる昆虫はいるので、疑問に思った場合は問い合わせをしてみて下さいね。
昆虫葬ができない生き物は?
昆虫葬に申し込めないのは、
- 両生類
- 爬虫類
- 絶滅危惧種
となっています。
まとめ
夏休みなどに虫を捕まえて飼い始めるお子さんも多いと思います。
我が家でも自宅の庭でカナヘビを捕まえて飼ってみたのですが、なんだか可愛そうに思えてしまってすぐに放しました。
息子はビビリなので「飼いたい」と言うのに全然触ることができないし、餌のクモでさえ触れなかったのは問題外でした💦
寿命まで飼った昆虫なら、もえるごみに出すよりも昆虫葬を検討してみると良さそうですね。
昆虫葬の詳細はこちらから>>>愛ペットの昆虫葬